歯の矯正が必要になる日常動作とは

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気が付けば歯並びが悪化していることも決して珍しくはありません。矯正が必要になるほど歯並びや噛み合わせが悪くなる原因はいくつも考えられます。大まかに分類すると、癖と動作、体の異変、食事方法に分けられます。体の異変が原因になるケースは滅多に見られないですが、不適切な虫歯の治療などが挙げられます。虫歯は適切な歯科医院で治療すれば歯並びに影響を与えることはありません。逆に治療方法が悪かったり適当だった場合には歯並びに影響し、矯正が必要になることもあります。


癖や動作は噛み合わせに大きな影響を与えます。人間は気が付かない内に癖が出ていることも珍しくありません。その中には歯並びを悪くさせる癖や動作もあるのです。矯正する方の多くはこれらが影響しています。たとえば頬杖はその代表例と言えます。頬杖は歯に負担を与え、歯並びを悪くする原因になります。片方だけ頬杖を付くため、外側から圧迫してしまうからです。寝るときの姿勢も歯並びに影響します。特に横向きで寝る癖のある方は注意したほうが良いでしょう。矯正治療中もこれらの癖や動作は控える必要があります。

食事方法も歯並びの悪化の原因になります。大人と子供どちらにも影響が出るため正しい食事方法を身につける必要があります。しっかり前歯を使って食べ物を噛み切り、ちゃんと咀嚼することです。食事をするときの姿勢も気をつけましょう。箸をちゃんと持って前のめりにならず、背筋を伸ばして食事することが大切です。