歯並びを矯正しない場合の悪影響

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歯並びが悪いと体にさまざまな影響をあたえます。歯は矯正することで元に戻り、体の不調を改善させることができますが、そのまま長期間放置してしまうと新たな症状が出たり、より悪化することもあるのです。口内の病気や顎の変形、頭痛や腰痛などはよく知られています。ただそれだけではなく、歯並びは姿勢にも影響をおよぼすことがあります。この2つはなんの因果関係も無いように見えますが、切ってもきれないほど非常に深い関わりがあるのです。実際に矯正をしてから姿勢が良くなった方も少なくありません。


日本人の多くは猫背やなで肩など、どこかしら姿勢がゆがんでいるとされています。きれいな姿勢をしている方はとても少なく、体が傾いていたり、背筋が丸まっているのが一般的です。特にこの傾向は歯並びの乱れた方に多くなっており、姿勢に影響を与えていることがわかります。特に下顎の歯が上顎より飛び出ている方は前のめりで猫背が多くなっています。無意識の内に体のバランスを取ろうとするためで、自然と背が丸まってしまうのです。

歯の矯正をすればこのような傾向も無くなります。一度癖になった姿勢が完全に戻るわけではありませんが、正してあげることはできます。矯正をしたあと、意識して姿勢を良くすれば猫背やなで肩なども少しずつ改善されていきます。姿勢は体のプロポーションだけでなく、心理面にも大きな影響をあたえます。歯並びを治療して姿勢が良くなれば私生活にも変化が出てくるでしょう。