歯科矯正の治療とカウンセリング

歯科矯正は複数の方法があります。一般的には、医師と相談しながら矯正の方法を選び、実際の治療へと移っていきます。ワイヤーを使って固定するか、それともマウスピースを使うかなど、歯並びの状態によって変わります。ワイヤーを使用して固定する方法が主流となっていますが、歯並びがそこまで悪化していない場合、マウスピースを使って時間をかけながら徐々に治療していくこともあります。まずは現状で歯並びがどのくらい悪化しているのか、自分で把握することが大切でしょう。

矯正に入る前に、まず歯科医のカウンセリングがあります。歯のレントゲン写真と実際の歯並びを見ながら医師が健診し、適切な方法をアドバイスしてくれます。もし治療に関して不安や悩みがあるなら、カウンセリング時に相談しておきましょう。たとえば肩こりがする、歯がすり減っているなど、細かな症状を伝えることが大切です。その状態によって矯正方法も変わりますし、別の治療を同時並行することもあります。

カウンセリングが終わったあとは治療へ移ります。歯にワイヤーを固定する場合は表側または裏側、どちらにするかあらかじめ決めておきましょう。ともにメリット・デメリットがありますので、歯科医の説明を受け、わからないことはしっかり聞くことが重要です。このときワイヤーを取り付ける日や大まかな治療のスケジュールも決めます。また、治療中の日常生活での注意点やアドバイスも受けられますので、それに従って生活するようにしましょう。