矯正したくないなら予防が大切

歯並びが悪いと矯正をするのが一般的になっていますが、そうなる前に予防策を取ることも大切です。歯の矯正治療中は生活にも少なからず影響が出てきますので、できれば避けたいところでしょう。ただすでにゆがんでしまった場合は治療が必要になります。健康な歯並びを手に入れるためには、正しい動作を身につけ、習慣化させることが重要です。歯は少しでもバランスが崩れると歯並びに影響が出てきます。普段から意識して実践してみましょう。

まず現時点で噛み合わせに違和感があるときはすぐにでも矯正しましょう。そのまま放っておくと違和感が無くなり、歯並びが悪くなった状態で過ごすことになります。徐々に悪化するため、気づいたら早めの治療が大切です。また、食べ物を噛むときは左右両方の奥歯を使うようにします。片方だけ使い続けると歯がゆがんでいき、顔の骨格も変わってしまいます。よく使うほうに筋肉が発達し、逆側は衰えてしまうからです。奥歯が虫歯になっているなら治療し、両方で噛めるようにしましょう。

食べ物を噛むときは何度も咀嚼することも大切です。あまり噛みすぎるのも歯に悪影響を与えますが、適度に噛むことで歯が鍛えられ、バランスが取れた噛み合わせを実現できます。歯並びだけでなく消化にも影響しますので、柔らかい食べ物もしっかり噛むことが大切です。これらを心がければ歯並びが悪くなることを防げます。歯を矯正することになる前に実践し健康な生活を送りましょう。